Schizo and Parano Evangelion transcript (and translation?)

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Schizo and Parano Evangelion transcript (and translation?)

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Postby Berserkelion » Wed May 13, 2020 2:35 pm

I recently bought two books named Schizo and Parano Evangelion. I tried to transicpt with the highest accurancy the original Japanese text via Google Translate. Maybe we can eventually translate and add this on the Wiki. I'm not an English native speaker, so it would be a great thing to work all together on this precious material. Some partial translations are already available in other topics, but this would provide the right context.

This is a transcription from the first chapter of Parano Evangelion, to begin with (pages 006-0032). There're footnotes too, but I have not yet transcribed them. Soon I could provide original text scans through the Italian Evangelion Wikia or Drive.

もう, 僕は勉強しない [pp. 6-12]
竹熊: いきなりでなんですが、庵野さん、やたらとファンの批評に対して攻撃的ですよね。
庵野: ファンの批評ですか?まあ批評以前というか、ただの悪口というのが大半なんですけど。作品のことも書いてる本人自身のこともわからずに書いてるみたいですね。表層的な方法論の部分でしか語れないわけですよ。それはいいんですけど、自覚が伴っていない。世間と自分が客観できてないんですね。そういう人ほど積極的に外界との接触を望んでいる。自分が絶対に傷つかない範囲でですが。だから声を大にして意見を言う。
竹熊: うう。今回は最初から飛ばしてますね、庵野さん(笑).
庵野:「エヴァ」は注目されてますからね。効率がいいんですよ。悪口言いやすいし。もちろん中にはありがたいとか励ましになるとか嬉しくなるとか、素直に感謝したり喜んだり、意義というか、やってよかった、と感じるものも多々あります。ただ、物を作っている人の言葉の中にはやはりシンバシーを感じるものが多いですね。
竹熊: 作品の作り手の方が、まだ理解してくれる度合いが高いと?
庵野: そうですね。血を流して物づくりに没頭しているような人の方が、 (「エヴァ」との)シンクロ率は高いと思いますね。日々, のんべんだらりと過ごしている人は、もう全然... 。いわゆるオタクって自分の世界を大事にするんですよ。それが自分の世界だから。そういう人に世間を見ろと言っても、難しいんですよね。世間に染まったらそれはオタクではなくなってしまうし。だから自分の世界に固着してしまう。インテリと同じで自分の知っている世界、自分の理解可能な範囲でまとめてしまうんですね。他を知る必要もないし、認めることもない。関係ないんですよ。だから例えば(「エヴァ」の)二五話〜二六話[1]をですね。確か「トーキングへッド」だったかな、押井(守)さんの作品のマネだと括ったりしてしまうんですね。自分の知っている世界で一番近いものが押井さんのそれしかなかったりするわけなんですね。あくまで表層的方法論にしか過ぎない部分で。そうとしか認知できないんですね。もら、そうせざるを得ない。僕はそれ、見てないのに(笑)。ただ、(そういう当てはめをするのは)僕もそうなんで(笑)。(他人の)アメ見てたりすると、反射的に「あ、あれだ」と思ったりしますね。
竹熊: そういらことを言わないで、それは庵野さん、黙ってればいいじやないですか。作品に対して何を言おらがファンの勝手でしょう。
庵野 : 確かに黙ってりゃいいんですけど。相手にし過ぎというか、サービス過剰だとも言われるんですが。要はバカなんですよ、自分が。(ファンの言動を見ていると)どうも自分を見てるみたいな感じもあって、言ってしまうんですね。しかしまあ、最近は「人を見て法を説け」という言葉が身にしみてます。何を言っても悪意としか解釈できない人もいるみたいだし。ただ嫌われてるだけだとも思うんですが(笑)。まあ悪意も善意も自分との関係という点から見れば等位ですから。悪ロ言われてるだけマシって部分もあります。ただ、そういう意味でも黙っているよりは言った方がいいか、という気持ちもありますね。言われたことで初めて手にする情報ってのもあるわけじゃないですか。どう受「け取られるかはその人によりけりですけど。ただ、そう言うことで自分を客観視するチャンスにはなると思うんですよ。自分を相対的に知って損はないと思うし。周辺の現実を認めて現実原則の中でオタクとしての自分の在り方を考える場のもいいと思います。それは余容につながりますからね。....こらいうこと言らと偉そらに聞こえるんですけど。まあ、さすがにもう言ってもせんない気もするし。ああ、でも、野火ノビタさんの批評はグーでしたね。読んで、ぜひこちらからお会いしたいと思いました。いちおら、コネで電話番号を間接的に聞いたんですけど。
竹熊: まだ会ってないんですか。
庵野 : この間、お会いしたんですか。方友達に、コミケで野火さんが出したエヴァの同人誌を買ってきてもらったんです。読んで、ぜひお会いしたいので連絡したら、ずっと旅行中で会えなくて。結局 「別冊JUNE」の対談が最初になっちゃいました。
竹熊:(野火氏の論文を読んで)ああ、庵野さんのこと「分裂病」って書いてる(笑)。なるほど。実はこないだ大泉さんともそういう話はちょっと出たんです。やっばり庵野さんは分裂気質だろうと。大泉さんには、そうい女達が多無いんですよ。
環集部(総田): 呼ぶよね。あの人は。
竹熊: 呼ぶ。ただ僕は最近知ったんだけど、大泉さん自身にも、けっこ呼ぶ。うエキセントリックなところがあるんですよ。
庵野: 分裂病がわかるのは、分裂病の人だけですから(笑)。
竹熊: 大泉さんの守護神はガメラなんだそうです。それで「ガメラ2」を見て三回泣いたという(笑)。
庵野: いい年してそれはヤバイですね(笑)。
竹熊: それで今度、破防法がオウムに適用されるかもしれないじゃないですか。そしたら捕まるんですよ、大泉さん(笑)。ああいう文筆活動(オウムへの "入会"ルボ)やってるとね。それでもう妻子と水杯かわしてるんですよ。
庵野: よく妻子ができましたね。
竹熊: それで妻が元アニメ同好会という(笑)。(こりで大泉氏登場)
大泉: どうも、遅くなりまして。何、話してたんですか?
竹熊: いや、別に(笑)。じゃ、始めましょうか。

故郷では優等生 [pp. 12-13]
大泉: 今回は、庵野さんの個人史をお聞きしたいと思うんです。とりあえず、子供時代の話あたりから。どんな子供だったかとか。
庵野: どんな子供なんでしょうね。
竹熊: ご出身は山口県ですね。
庵野: ええ。山口県宇部市です。もう、ド田舎です。保守的なところです。僕は、学級委員をずっとやってましたね。まあ、まじめタイプに見えたんでしょうね。根が臆病者ですから。
大泉: 毎回、立候補したんですか?
庵野: ああいうのは立候補はないんですよ。早い話、ゃらされてるという。ウチの親も喜んでたし。田舎の発想ですよね。ただ、嫌じゃなかった。
大泉: いじめとか、いじめられたとかいうことはありました?
庵野: うーん , あんまりないやす。中一の時に、体育会の先輩にちょっと、ああ、これがいじめなんだろうなというのはありましたけれど。でも、その人だけなんです。それ以外には、そういう経験はないです。ケシカもほとんどない。殴り合いのヶンカって、数回ぐらいしか。まあ昔からこういう顔だったんで、「外人、外人」って呼ばれたりとか。その程度なんです。本当にいじめられてるクラスメイトは別にいましたからね。中学の時までは、どっちかと言うと、優等生の方です。中学になると関実力テストで順番が出るじゃないですか。あれが学年の二〇番ぐらい。ちょっと調子がいい時は、一〇番台ぐらいで。
大泉: 最大出力で一ヶタになるという感じですね(笑)。
庵野: 一度、勉強しなかったんですよ。勉強しなかった時、八六番まで落ちてまして。それで先生に「なんで勉強しないんだ」って言われて、「面白くないんですけど」って答えたことがある(笑)。

もう、家族のこと [pp. 14-15]
大泉: 実家は海とか近いんですか。
庵野: 遠くはないです。でも海水浴なんか、行かないですね。
大泉: そうなんですか。いや「エヴァ」を見ると、夏と海のイメージが強いので。
庵野: なんでですかね。家族とはめったに海へ行かないんです。母親の皮膚が弱かったのと、親父に足がないんで。人前で裸になるからつらかったんでしょうね。何度か潮干狩りに行った記憶しかないっス。
竹熊: 家の教育方針はどうだったんですか。過保護か、放任かみたいな。
庵野: 中途半端ですね。あんまりどっちとも言えない。
大泉: ご兄弟とかは。
庵野: 妹が一人。でも年が七っも離れてるんで、あんまりビンと来ないです。全然、他人みたいなもんです。実家で会う以外、お互いに連絡とらないですから。まあ希薄な兄妹関係ですね。電話番号も知らないですから。家族のことは、あまり考えたことないです。貧乏でしたし、何もできなかったですよ。
竹熊: 貧乏だったんですか?
庵野: 身障者の父親が、そんなに稼げるほど世間は甘くないですね。日本という国は、足が一本ない人間に対して、そんなにいいことはしてくれない。まあ、どっちかと言うと貧乏の方だと思う。親はほとんど朝から晚まで慟いてましたから。親に遊んでもらった記憶って、ほとんどない。祭りの日とか、年に数回ですよね。正月とか盆とか。
竹熊: じゃあ子供時代は、一人遊びをやっていた感じですか。
庵野: 友達もそれなりにはいましたけど。そんなに友達に苦労するとか、そういうのはなかった。まあ、どうなんでしょう。そんなに嫌われてた感じはなかったです。

最初に見た映像 [pp. 15-17]
竹熊: 最初に映画館で見た映画ってなんですか?
庵野 : ー番古い映画っていうのは、親に連れられて行ったんですけれと、ワンカットしか覚えてないんですよ。どういう映画だったかも忘れてしまって。夕ンクローリーが横転して爆発する映像だけ強烈に覚えている。
竹熊: タンクローリーが爆発。それは何歳ぐらいですか。
庵野: 幾つぐらいなんでしょうね。四つか。夜のシーソなんですよ。そのカットだけ覚えてる。まあ、要するに爆発なんですよね、最初に映像として覚えてるのは。
大泉: これはすごい原体験だなあ。
庵野: テレビで覚えてるのは「鉄人28号」。LDボックスが出た時に、秋葉原で買ったんですが、けっこう鮮明に覚えてました。細かいカットや台詞まで覚えてたんですね。けっこう外れていなかったのが、すごい。
竹熊: 配憶力が。
庵野: でも、覚えてるわりには鉄人への思い入れって、あまりないんですよ。「鉄腕アトム」もないですね。「ェイトマン」の方が、僕は濃いですね。あと「スーパージェッター」ですかね。「ウルトラQ」は、怖かったんで、外が明るい時間にゃった再放送まで見なかったっていうのがのるんですけどね。いや、本当に怖いのはダメです。「怪奇大作戦」はニ語の「人食い蛾」で見るのやめたんですよ。あれ以来、蛾が怖くてダメなんです。

怪獣とヒーロー [pp. 17-19]
大県: 怪映はどうです?僕らの世代だと、ウルトラマンごっこやったり。あと「ゴジラ」や「ガメラ」はテレビでも時々放映するじゃないですか。それでゴジラ派、ガメラ派が必ずできて。
庵野:「ガメラ」も見てたし、 "東宝チャンピオンまつり"も行ったんですけど、そんなに僕、「ゴジラ」の影響ってないんですよ。むしろテレビの巨大ヒーロlの方ですね。
竹熊:「仮面ライダー」は?
庵野:「仮面ライダー」は最初の八話までです。全話LD買っていても、見るのは最初の二枚だけとか。残りのやつは、封も開けてない(笑)。
竹熊: やっぱり、いま見るとちよっと。
庵野: かなりひどいですよね(笑)。ただ「ライダー」の一話と二話って、けっこう見直せるんですよ。何かあったら必ず見直すんです。なんか、マンガもアニメも”それなり "なんですよ。大半はやっぱ見ててつまんなかったし。どっちかと言うと、熱中したのは「ウルトラマン」とか、そっちの方ですね。あと「ITC」物とか。
大泉: ウルトラシリーズはどのあたりまで見てたんですか。
庵野: えーと、「ウルトラマンェース」から抜けはじめて、「ウルトラマンタロウ」が途中まで。あれは大人になって初めてあの良さが(笑)。
竹熊:「タロウ」、ださかったよね(笑)。
庵野:「ウルトラマンレォ」も大人になってからですね。「タロウ」と『レオ」の良さは、やっぱり年をとらないと。大人にならないと。
竹熊:「タロウ」のどこがいいんですか(笑)?
庵野: 世界観がいいです。要するにあれは、小さい子供の夢の世界なんです。それまでツリアスー辺倒だったウルトラツリーズの世界観を、あそこで子供向けのファンタジーな世界に戻そうとしたと思うんですよ。「なんでもあり」の世界ですよね。特撮もナイスです!
竹熊: ああ、そうか。だから子供だった僕にはダメだったんだな。子供って、いかにも子供然としたものより、アダルトな方に憧れるから。
大泉: 僕は「エース」の時ですね。これはダメだって感じですね。
庵野:「エース」は圧倒的にデザインがカッコ悪いんですよ。「ウルトラマン80」も、とにかくヒーロがカッコ悪い。あれで損をしましたね。「80」の特撮技術はすごいんですけど。「帰ってきたゥルトラマン」はグㅡですね。これは本編がいい。かなりのめり込んで見てました。

白黒テレビでマトを [pp. 19-20]
竹熊: それで問題のヤマトなんですけど。
庵野:「宇宙戦艦ャマト」は最初、白黒で見てたんです。テレビが二台あって、カラーテレビで妹が裏番の「アルブスの少女ハイジ」を見てて。
竹熊: 二台あって、良かったじゃないですか。
庵野: いや、結局うちが貧乏だったんで、カラー買買っても白黒を捨てないという(笑)。普通、新しいテレビ買えば、古いのは捨てちゃらじゃないですか。
竹熊: 邪魔だからね。
庵野: それを捨てないで。途中から親がカラーテレビを買い直したんで、古いカラーになりました。色がか薄くて(笑)。番組を知ったのは、最初に「冒険王」に載った松本零士のマンガを見て。
竹熊: ああ、アニメとタイアップでやってましたね。
庵野: ええ。メディアミックスで、松本零士がマンガ版を連載してて。第一話の最後が夕日に沈むャマトのあのコマで、すごくひかれた。だから「冒険王」読まなかったら、たぶん人生変わってましたね。

もう僕は勉強しない [pp. 20-22]
庵野: それで高校になると、小遣いがガンとあがったんですよね。
大泉: いくらもらってたんですか。
庵野: 五〇〇〇円なんです。
竹熊: それはでかいじゃないですか。僕は二ニ五〇〇円だったな。
大泉: 僕は三〇〇〇円だった。
庵野: それはですね。地方の一番有名なというか、いわゆる進学校があるんです。宇部高というところなんですけれども。そこに入ってると、地元じゃエリートと言われる。そういうところなんですよ。
そこに入ったら、親が小遣いを五〇〇〇円にすると。それで受けたんです。
竹熊: じゃあ親も、ちょっと無理して、みたいな。
庵野: ええ。相当無理してたと思います。そこからですね。マンガとか|小説とか買い始めるのは。やっと経済力がついて来たんですね。たまたまその時、苦手だった英語の出来が良かったんです。たぶんギリギリで入れたぐらいの気がするんですけど。それで高校の入学式の時に誓ったんですよ。もう僕は勉強なんかしないと。
大泉: 素晴らしい。
庵野: 中学までは、勉強も面白かったというか。でも高校に行ってまで、なんで勉強すんだろうと思って。まだ波動とか、確率論とか面白かった。でも数ⅡBになったら……裁積なんて、社会に出て何の役に立っのか。
大泉: まさしく。
庵野: 進学校だったので、授業もほとんど受験勉強なんですよ。そんなもん何が面白いんだろうって感じで。だから高校に入ったら、マージャンとかマンガや八ミリとか、そんな感じで。友達とずっとマージャンしてて。
竹熊: 酒は飲んだりしました?
庵野: 酒は飲んでました。タバコはやらなかった。タバコはいまでもやらないっスね。当時は高校から帰ったら、即マージャンという感じでしたね。特に試験中は(笑)。

伝説のヤマト特集 [pp. 22-26]
竹熊: それで七六年か七七年、僕らが高校一年か二年ぐらいで、アニメブームが起きるじゃないですか。
庵野: そうですね。
竹熊:『OUT』創刊二号でのヤ マ ト特 集 。 あれは鮮朋に党えてる。 まさか アニ メを特集する雑誌があるとは思わなか っ たから、 ぴ っ くりしましたね。
庵野: ええ、マッハ速攻で買いました。最初、「OUT」の創刊号を友達が見かけたたんです。次でヤマト特集をやるというのが予告で出てて。
竹熊: 僕も創刊号の次号予告で、「君は覚えているかあのやす熱い血潮を!」みたいなキャッチョピーが載ってて、あれっと思なんでヤマトを、いま頃こんな雑誌がやるんだと。放映が終わって何年たってるかって。...思えば、あれがすべての始まりだったわけですね之 (造い目)
庵野: ヤマトブームはそうですね。火付けは間違いなく「OUT 』でよう。落在的なファン層はあったんです。中二の時から僕はずっと「ヤマト」の布教活動をしてましたからね。やっぱり高校に行くと、数人りるんでずよね。 『ャ マ ト』 好きだ っ た奴が。 それで仲問みたいにな っ て。
竹熊: それで 『ヤマト』 がブームになって, 馴揚版ができて。
庵野: ああ、 見主した。
竹熊: 僕は新宿の束映パ レ スで上映したのを見たんでず。 最初の劇場公開版。 行ったら、 もう劇揚を二重、 三重に人が囲んでて、 すごぃ熱気でした。 あれがア ニ メに行列ができた最初。
犬慕: それは幾っの時でずか。
竹熊: だから高二ぐらい。 七七年かな。 ャマトブームが起こって半年後ぐらいに、 劇場版できたんでしたっけ。
庵野: あれは再編集のゃっが劇揚にかか っ てから、 プームになったんでナよ。 初めはファ ンクラブですね。 ヤマトのファンクラブっていうのがあちこちにできて、 そ~」を曹さんがう菫く利用したんでずよね。フ ァ ソクラプ、 僕も入っ てたんでずけど。 協力要詰の葉害が来たりしました。 葉害が五枚来て、 それで深夜放送でリク ェ ストしてくれっ て。『宇宙戦艦ャ々ト』 の 「賣っ赤なスカーフ」 をかけてくれってぃう。 それで碓か 一 位になって、 かかったんです。 僕は出さなかったけど。
竹熊: 当時はア ニ メの歌が、 ちゃんとした音楽扱いでラジォでかかるっていうのが、 前代未關だったわけですよね。
庵野: それまでア ニ メ ファンとぃうのはほとんどなかったと思うんです。『ヤマト』 が初めて (っスとしての) アニ メファ ンを作ったんだと思ぃますけどね。 要ずるに中学にもなって 『海のトリトン』 の話をしているとか`、『勇老ライディーン』 の話をしているよぅな女の子と、 あとは 『ャ マト』 の話をしてぃるよぅな男の子が、 学年揃えても 一 〇人ぐらぃもぃなかったのに、 それが初めて全国区になった。 僕の知らないところにも`、『ヤ マ ト』 を好きな人が、 こんなにいたんだと。 あれがぃまのォタクのハシリでずよね。 『ヤマト』 が好きとぃラだけで、 強烈な伺胞意誠っていうんですか。
竹熊: 連帯感が持てたと。
庵野: ええ。 それがダー ッと蝋えて。 もう万単位でずよね。 万単位でそぅいう人が増えるとぃうのが、ものずごい安心感にっながったと思うんでず。 それがァ ニ メファンというものを作ったと思うんです。 市民権を得たという錯覚の屯とだったんですね (笑)。

さらば「ヤマト」よ [pp. 26-28]
庵野: そこからスタートしたんだけど、 『ャマト』 は劇場版で 一 回冷めちゃい主したね。 こんなに人が周りにいると、 なんかもうぃぃやって。
竹熊: ああ、 同じだ (笑)。 僕も 『ヤマト』 の最初の劇場版を見て冷めて帰っ て来た記憶がぁるんですよ。 なんだテレビの再編集じゃないか` 手抜きじゃんこれはって (笑)。
大泉: 劇場版は普通に見てたなあ。
庵野: 『さらば宇宙戦艦ヤマト』 を見た時には、 周りが皆泣ぃてるのを見て、 笑ってたんですょ、 僕ら。
竹熊: スーッと引いてく自分っ てぃうの?
庵野: ええ。 僕らのグループだけ笑っ てたんです、 ラストで。
竹熊: すごくすれっからしのマ ニ アになっちゃ ったわけでずね、 その時点で。
庵野: まあそうです。 現に、 あのラストは、 僕は好きじゃなぃんでずけどね。
竹熊: 『さらば~』 は最後に主人公が特攻して、 ジュリーの歌が流れたっていぅのだげ覚えてる。 ヒロインの森雪が死んで、 森雪の亡骸と 一 緒に古代進がヤ マトを操縦して、それで敵めがげて特攻するんだよね。
庵野: あのあたりはもう、 ゃらせのご都合にしか兄えなか っ た。
大泉: 俺も 『ヤ マト』 の記憶ははっきりしてないでずけど、 拡放波郵砲っていうのは、 何に出て来るんですか。
庵野: あれはアンドロ メダという新造戦艦にっぃてるゃっです。 『さらば~』 に登場ずる兵器でず。それでァンドロ メダがやられて、 ヤマトが出て行って、 岐後、 特攻って話でずか。
庵野: そうです。 いゃ、 それで敵が巨大な都市型宇宙船じゃなぃですか。その中から巨大宇宙船が出て来るんです。 もうラッキョの皮むき。 最初は彗星だったのが。
竹熊: ああ、 思ぃ出した。 白色彗星。
庵野: 彗星から都市型宇宙船が出て来て、 それが壊れたら中から巨大戦艦が出て来て、 みせしめに月を壊すんです。 それで月を壊したあと、 ゾーダ大帝、 何にもしないで帰っちゃうんでずよ。
竹熊: 月を壊して, 満足して (笑)。
庵野: それをわざわざヤマトが追って行ってゃっ っけるんですよね。
竹熊: じゃあストーリーとしては、 目茶苦茶ですね。
庵野: 破綻しているんでず。 全然ダメなんでず。 それで古代が死ぬ意床もないんです。 単に悲壮感を出して、泣かせるためのものなんです。 そんなんに誰がは主るものか っ ていう (笑)。

八ミリ映画に夢中 [pp. 28-32]
大泉:『ャマト』 でアニ メブームになって、 ゥチのかみさんも高校でアニ メ同好会作っちゃうんでずけど。 庵野さんは作りました?
庵野: いゃ, アニ メ同好会なんて, そんなのないんてナよ。山口県というのが、 頭の固い土地で。マン研もなぃんですよ。 ぃ菫は知らないでずげれど、 当時はどこにもなかったです。 まあ美術部の中に、マ ソガの好きな奴とかが若干いるとぃうだけで。それで美術部の部長になっ てですね。 部長になったからには、 部雅は全部俺のもんだって。 で、 アニ メーシ ョ ンを勝手に作り姶めたんです。
大泉: もぅ作ったんですか。
庵野: 高二の時に、いままで貯めた金をはたいて八ミリ買っ て。 高校の部費が五万円しかなかったんでずけど、 それでセ ルとかセ ル絵の共とか買い集めて, 初めて描ぃたのが、 ャ マトの描き送りの絵で。 奥から手前に航行して来るゃっでしたね。
竹熊: ゃっぱり股初は 『ヤマト』?
庵野: 『ヤマト』 です。 一 番披初に描いたのはそれなんでず。 あと巨大ロボットが爆発ずるシーソだけとか (笑)。 ショート ・ ショートみたいなフィ ルムを 一 気に作って。 それは大失敗でした。皆に謝るしかなかったっスね。テレビァニ メを見たままゃろうって。 イメージBGみたいな背景も描いて、 セルに色塗っ て。 後輩ゃ友達にセ ル塗らせてですね。 自分らでヵセ ットに台詞入れて。 まるでっまんなかったですね。 それでも初めて動いたフィ ルムは感動でしたけど。 あの感勤があったからまだアニメ作ってんでしょうね。
竹熊: アニメ以外の八ミリ映画は?
庵野: ええ。 ヒー ロー物みたいなのを。 当時の八ミリ仲問で、 生徒会長ゃっ てる中村っていうのがいたんですけど、 それのゴロあわせで 『ナヵムライダー』 というのを。
竹熊: ょくあるパターン (笑)。
庵野: でも、 よくできてたんですよね。 当時にすると、 ゃたらと凝っ てまず。
大泉: 発表の揚は文化祭? 客の反応はどうでした?
庵野: ゥヶましたね。 でも最初にできたフィ ルムを見た時の方が嬉しかったでずね。 そっちの方が大きいですね。 客ゥヶは、 まあ二次的なものでした。
大泉: ああ、 動いたっていう。
庵野: ゃってることは、いまとそんなに変わらないですね。 他に粘土やパぺ ットの真似事をちょこちょこっとやって、その後姶めたのが紙のアニ メなんでず。
竹熊: 切り紙アニ メ?
庵野: いゃ、 切り紙じゃなくて、 紙にピグマで絵を描いて、 セルを使わなぃ。 上京した時に見た自主ア ニ メに影響受けたんです。『PAF』 (プライぺ ート・ァニメ ・ フェステ ィバ ル) っ ていうのがありましてね。 そこ に"グループえびせん"という自主製作グループが参加してたんです。 そのメンバ ーの原さんがゃった 『セメダインボソドG17号』 という作品がすごく面白かったんですよ。あの時、目からうろこが落ちたんです。
竹熊: ああ、こうぃうアニ メもあると。
庵野: ええ。 セルアニ メじゃなくて、 紙にサイソべ ンで描いて、 それを撮影して。 ちょこっとだけ色がっぃてる。ヮソポイントで。

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1. ファンの間で "監督によるストーリーの扠乗か?" "これは目己啓発セミナーではないか?" と物議をかもしに 『新世紀エヴァンゲリオン』最終二話のこと。
二四話までのSFドラマは完全に放棄され、学夜の体育館のような外界から隔離された場所で、 他人恐怖症の主人公・シンジが、也のキャラクターだちから質問攻めにされている。 シンジはむき出しの心惰を吐露し, 目分と自分を取りまく世界との聞係, その将釈の仕方による「自分」の成り立ちを整理する。そして最後に世界をボヅティブにとらえ、そのせ界を生きる自分を自由に演じることで、自己を肯定する結論に至る。シンジは周囲の祝福を受け、 再生すろ。しかし主人公の苦悩の解消を箱庭痺法めいた観念劇ではなく、本来の物語中で問うていくことは放乗されたままであり、 ファンの非難もこうした監督の態度に集中している。 ビデオ版・馴場版での "補完" が期待されている。
In order to make myself recognized by the Other, I must risk my own life. To risk one's life, in fact, is to reveal oneself as not-bound to the objective form or to any determined existence — as not-bound to life (Jean-Paul Sartre, Being and Nothingness)
"Despair is a Sickness in the Spirit, in the Self, and So It May Assume a Triple Form: in Despair at Not Being Conscious of Having a Self (Despair Improperly So Called); in Despair at Not Willing to Be Oneself; in Despair at Willing to Be Oneself" (Kierkegaard, The Sickness Unto Death)
" As one's ignorance disappears when he gains knowledge, and as darkness disappears when light appears, so also incompleteness is eliminated by completeness" (The Gospel of Truth)

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